フコイダンは水溶性の食物繊維の一つだと言われています。食物繊維というと野菜を連想しますが、フコイダンの成分の元になるもずくや昆布、ワカメなどの海藻類の表面にあるヌルヌルとしたものにも多くの食物繊維が含まれています。このために、フコイダンを摂取すると胃や腸の壁面を守るようにフコイダンが付着するので、胃や腸の壁が守られるために胃がんや大腸がんのみならず、胃炎や腸炎などにもフコイダンが効くといわれています。
フコイダンはがんに作用すると言われていますが、このように胃や腸の炎症にも効果があるのです。フコイダンの食物繊維はトコロテンで知られている天草(てんぐさ)と同じように海藻の成分ですので、その食物繊維の含有量はとても多いのです。海藻の食物繊維は野菜類よりもずっと多く含んでいます。